概要
ecc は claude をヘッドレスで動かし、stream-json プロトコルを用いてパイプ経由で通信し、会話を通常の Emacs バッファに描画します。ターミナルエミュレータは不要です。
セッションバッファは、上部に会話のトランスクリプト、区切り線を挟んだ下部にプロンプト入力領域を表示します。トランスクリプトは読み取り専用テキストなので、isearch、occur、narrowing、M-w など Emacs 標準の操作がそのまま利用できます。トランスクリプト上では直接文字入力を受け付けないため、単一キー(n、p、TAB、a、d など)がそのままコマンドとして機能します。プロンプト領域では通常の文字入力が保持されます。
利用開始にあたって知っておくべきポイント:
- ツールの実行権限プロンプトは、デフォルトで「拒否(deny)」に設定されています。 セッション内からは
C-c C-a(許可)/C-c C-d(拒否)で応答できるほか、ecc-global-mapを割り当てておけば任意のバッファから応答可能です。 - 必要なのは Emacs 29.1 以降と
claudeCLI だけです。 追加の外部パッケージは一切必須ではありません。 - CLI 本来の TUI が必要なときは
ecc-tui-openでターミナルクライアントへセッションを一時的に引き渡し、作業後にecc-tui-returnで Emacs へ戻せます。
まずはインストール手順をご覧ください。すべての操作はTransient メニューからも実行できます。